株式会社 TFカンパニーの
リサイクル推進事業です
次世代型亜臨界水処理装置PureTechシステム(ピュアテック)
ピュアテックシステムとは、あらゆる廃棄物(有機物)を処理し、再資源化させる装置になります。 非焼却方式の亜臨界水処理により、ダイオキシン類や亜酸化窒素、悪臭を発生させません。
さらに温暖化要因のCO2は焼却法による発生より大幅に減少し、菌については100万分の1以下まで減菌されます。
処理には基本的に水しか使わないため、高い安全性を誇り、投入物は分別の必要がなく、 様々な廃棄物を混成処理可能です。
また、従来の亜臨界水処理装置では成し得なかった乾燥機能が備わっているため、乾燥処理の工程がいりません。
PureTechの処理から
再資源化までの流れ
亜臨界水とは
水を臨界点以下の摂氏374℃、22.1Mpa(218気圧)より低く、
摂氏 100℃、0.1Mpa以上にした状態を亜臨界水と呼びます。
亜臨界水の特徴は、有機物の溶解作用と強い加水分解作用があります。
この亜臨界水の性質を利用することで、環境にやさしい廃棄物の再資源化が可能となります。
亜臨界水処理装置に水と有機物を入れ
加圧加熱します水が亜臨界水になると、超高速で飛び回り
有機物を一瞬で加水分解します亜臨界処理物(粉炭)となり無害化されます
PureTechシステムの特徴
- 1.乾燥処理が同一機器で行える
- 従来型亜臨界水処理機では残渣がスラリー(ヘドロ) 状で排出された後、液体・粒体の分離工程と乾燥工程(自然乾燥の場合、 約7~10日間)が必要でしたが、新型の亜臨界水処理装置では乾燥処理まで行えます。(特許取得済み)
- 2.高効率な処理が可能
- 高温・高圧の条件下で反応が進行するため、従来の方法よりも短時間で処理が可能です(1回の処理所要時間は30~80分)。 また、亜臨界水の特性により、有機物を高い効率で分解・処理することができ、水分80%の汚染汚泥も処理します。
- 3.環境負荷が低い
- 水を主原料とし、非焼却方式であるため、ダイオキシン類や亜酸化窒素や悪臭を発生させません。さらに温暖化要因のCO2 は焼却法による発生より大幅に減少し、菌については100万分の1以下まで減菌されます。有機溶剤や酸化剤を使用する方 法よりも、二次汚染物質の生成が少なく、環境負荷が低いです。
- 4.多様な処理対象がある
- 有機物や重金属などの汚染物質を含むさまざまな廃棄物の処理に利用することができます。
- 5.リサイクルが可能
- 反応条件を調整することで、目的に合わせた処理が可能です。例えば、同じ有機物で液肥や堆肥などに作り分けることがで きます。また、処理物を様々な物に再資源化、エネルギー回収などに応用することで販売収益も見込めます。
- 6.安全性が高い
- 高温・高圧の環境下で反応が進行するため、化学反応が暴走することがなく、安全性が高いとされています。
処理物一覧表 及び 工程
PureTechシステム導入例 - 生成肥料(例)1㎥タイプ
本体設置状況(クリーンアース) 媒油ボイラー 媒油・膨張タンク 冷却ファン・熱交換器 等 排出口 処理物(粉炭) 処理物ストックヤード
PureTechシステム導入例 - 生成液肥(例)4㎥タイプ
本体設置状況(EXプラント) 本体 液体肥料タンク等 機械制御パネル ボイラーパネル アグリA-1(液肥)